2016.10.06
またまたですが・・来年以降に食品の内容表示ルールが改正になります。
10月5日付けの朝日新聞の1面に掲載されましたが・・
全加工食品に原材料の原産国表示が義務化されそうです。
食の安全が問題視される事もあり、
情報開示は消費者にとって購入する大きな選択肢になっています。
当然のお話になるとはいえ・・
原産国表示は主に魚・肉・野菜などの生鮮食品もしくは加工食品のみでしたが
とうとう一般の加工食品まで表示することになりそうです。
商品の主要原材料で重量順位1位は原産国表示すること。
また上記の原材料を複数の国から輸入する場合、使用される量の順位で国名を表示すること。
という徹底ぶり(例外表示もあり)
食品業界、パッケージ業界にとっても、悩ましいお話になります。
近年も製造場所を明確にする表示改正があったり、連続して表示に関わる法改正の連続です。
多種の商品を持つ食品会社はデザイン訂正費や旧包材の破棄処分など・・・
食品メーカーさんも大変苦労しています。
全ての商品を変更するのに数百万単位の経費がかかる会社もたくさんあります。
*食品に多く使われるフィルム包装は、1色あたり数万円の訂正費用
こういった流れを受けて、近年の包装紙は表示枠を削除して、ラベルシールで対応する
食品メーカーさんも多くなりました。(貼る作業は面倒ですが、旧版の廃棄を避けるため)
「パッケージを扱う弊社は、儲かるから良くない?」なんていわれたりもしますが、
けしてそんな事はありませんよ(泣)
猶予期間中に資材在庫の調整、資材発注ロットの調整など・・・・
全ての商品をスムーズに切り替える役割があるので、結構な労力・想定外の経費も必要になります。
何れにせよ、早め早めの対応が一番です。
各地域や業界によって見解が違ったり、例外の解釈の範囲などギリギリまで混乱するのが恒例です。
改正が決まり次第、お客様へスムーズに対応できる様に、弊社もセミナーを受けて万全の状態で対応します。
まだ詳細はこれからですが、関連サイトを添付しますのでご興味のある方はどうぞご覧ください!
yahoo ニュースより抜粋
ウェブサイト | http://news.yahoo.co.jp/pickup/6216633 |
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