創業140年の四日市印刷工業株式会社は、和紙包装紙・紙器・食品パッケージ企画・印刷・加工の総合パッケージ制作会社です。

桜の時期も終わってしまいました。
なんだか寂しい気持ちです。

さて、今回ご紹介するのは
「Atelier UKAI　ふきよせ＆冬の小箱」です。
【ふきよせ　手提げ袋】
食品には珍しい青を基調としたデザインの手提げ袋です。
色合いとヨーロッパ調の装飾からとても爽やかな印象を受けます。
「ふきよせ」の外箱の絵柄にもこの水色が使用されており
中の鮮やかなパッケージとのギャップがさらに印象を良くさせます。

【ふきよせ】
外箱は貼り箱で和テイストを感じさせ、デザインもとてもシンプルで好感がもてます。
中箱ですが、プラ製の透明容器と印刷された和風紙で構成されています。
パッケージ全体の和テイストからプラ容器に入っているクッキーが見え、
和洋両方を感じさせる仕上りになっています。
和風紙は綺麗な折加工が施されており上品さが感じられます。
また、色合いも「赤」の彩度が高く、その他の色の彩度を抑えているので
判子を象った部分とのコントラストが見事です。
パッケージ側面の和風紙に入っているミシン目からプラ容器を空けるようになっており、
お菓子を取り出した後もプラ容器と和風紙が一体化されたままになる工夫がされています。
上品さ、形状の工夫ともに完成度の高いパッケージです。

【冬の小箱　手提げ袋】
上記の「ふきよせ」とは違い、白をベースにロゴのみという
とてもシンプルで高級感あふれるデザインです。
また、開け口の4面にそれぞれ赤・青・緑・橙の色があしらわれており、
見る角度によって垣間見える色が違うという遊び心も素晴らしいです。

【冬の小箱】
外箱は本体とスリーブで構成されており、
スリーブにカード紙、本体にパール紙が使用されています。
スリーブは鏡面性がある表面加工が施されており、
本体のパールとの調和が上手くとれています。
スリーブ側面は花模様が窓抜きされていて、パッケージの高級感を高めています。
また花模様の窓から見える本体のパール素材がパッケージ全体のワンポイントとなり
個性的な印象が感じられます。
スリーブは1色印刷、本体は箔押しのみで加工されており、シンプルな色使いの中に
インパクトが感じられる、かなり完成度の高いパッケージです。

－ふきよせ（紅白・冬椿・夕暮れ）－

バラエティに富んだ色とりどりの和洋菓子を、
3種のテーマで詰め合わせた、とっても可愛らしいお菓子箱です。

紅白…
イチゴの風味の自然の甘さが飽きのこない味わい。
中でもメレンゲのサクサク感がたまりません！
松竹梅や鯛など縁起の良い形なので、贈り物に最適ですよ！

冬椿…
こちらは旬の素材を活かした冬季限定です。
林檎やみかんのほんのり甘酸っぱい優しい味わいがたまらない！
冬色の金平糖がカリコリ美味しいアクセントです。

夕暮れ…
チーズ味やコショウ風味など、塩味の効いた大人の味わい。
甘いものが苦手な方にも必ず喜ばれる逸品です。

－冬の小箱（サブレの詰合せ）－

焼き林檎・柚子・イチゴの3種の風味のサブレです。
お馴染みのサブレと思いきや、なんとも柔らかい食感！
まるでケーキのような滑らかさです。
6個入でこの価格はちょっとお高めですが、一度食べてみて下さい！
必ず納得の逸品です！

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今回ご紹介したアトリエうかい – Atelier UKAI -さんは
レストランや美術館など様々な事業を展開している
「うかい（UKAI）グループ」の一つで
Atelier UKAIのルーツはレストラン「うかい亭」で
食後に提供されるプティフールが始まりだそうです。
その為、より軽い食感にしながらも、味わいの印象を
強く引き出す方法を独自に研究して来られました。

レストランに共通する「旬の食材を最も美味しく提供する」
という想いはそのままに、お客様が日常的に
うかいの味を召し上がっていただけるお店にする。
自宅でのティータイムに、また大切な方への贈り物にも喜ばれる、
心尽くしのお菓子を提供する事を心掛けているそうです。

HPを拝見しましたが、とても高級感あふれるデザインで、
力の入れ具合が見てとれます。
一度ご覧になってみてははいかがでしょうか。
＊
新生活を迎えた方も、そうで無い方もこの時期は
気分がどんよりしてやいませんか？
そんな時は気分転換に甘くて美味しい和菓子を
食べてみてはいかがでしょうか。