創業140年の四日市印刷工業株式会社は、和紙包装紙・紙器・食品パッケージ企画・印刷・加工の総合パッケージ制作会社です。

10月も半ばに入り、年末へ向けて忙しくなってくる頃と思います。
忙しい時に気持ちが和らぐ、かわいいお菓子を紹介します。

今回ご紹介するのは、豊島屋さんの「鎌倉彩々」です。

手提げ袋のデザインは、誰もがお馴染みの「鳩サブレー」。
明治27年（1894年）に鎌倉に誕生した豊島屋さん。
ずっと変わらない素朴で優しい味わいの「鳩サブレー」は、
「お客様の笑顔を求め、鎌倉らしいお菓子を作り続けたい」
という熱い想いが込められているそうです。

今回ご紹介するのはこの「鳩サブレー」ではなく、
今の季節にぴったりの、小さくて可愛い和菓子の詰め合わせ『鎌倉彩々』。
味わい深い筆文字のシンプルな1色印刷の外装デザインは、
落ち着いた雰囲気の紙基材がマッチしてセンスの良さが伺えます。
スリーブ形状を採用することでスライドしながら徐々に中身が見える楽しみも活かされています。
詰め合わせの「松ぼっくり」と「ふきよせ」は、
外装と同じく味のある文字に可愛らしい水彩画があしらわれ、
「小鳩豆楽」は落款印を押しただけのようなシンプルなデザインです。

— 松ぼっくり —
小粒で可愛らしい「松ぼっくり」に見立てた金平糖。
黒糖そのままの素朴で上品な味わい。
コリッと噛んだ後にスッと溶けて優しい甘さが広がります。

— 小鳩豆楽 —
ふわっと口溶けの良い優しい甘みの落雁。
乳白色の小さな鳩の形が可愛らしい。
お豆の風味が後をひきます。

— ふきよせ —
いろいろな味と形の、小さな焼き菓子の詰め合わせ。
「ごま」「緑豆」「生姜」「抹茶」「黒糖」「しそ」「あられ」等、
バラエティにとんだ飽きのこない味わい。
お茶会のお供に会話が弾む逸品です。

今回ご紹介した豊島屋さんは、鎌倉に誕生して100有余年。
「鳩サブレー」をはじめ、
季節感あふれる鎌倉らしい和菓子を取り揃えています。
おもわず笑みがこぼれるような、
贈られた方に喜んで頂ける可愛らしい和菓子ばかりです。

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鎌倉のお話やお菓子の歴史など、興味深い読み物が掲載されています。
秋の夜長、温かいお茶とお菓子と物語を味わってみてはいかがでしょうか。