2015.10.15
榮太樓總本舗 『榮太樓飴』
だいぶ過ごしやすい陽気になってきました。
食欲の秋到来です!!
さて、今回ご紹介するのは榮太樓總本舗の「榮太樓飴」です。
包装紙、紙袋は和菓子屋と一目で分かる和風デザイン。
紺ベースのロゴデザインに色数も少ないシンプルな仕上り、
こちらは長年続くから出せる伝統を感じさせます。
内箱クリアケースはよく見ると立体的に見える工夫は流石。
シールはモダンデザインの綺麗な絵柄です。
モダンなシールとクリアケースの洗練されたデザインが融合した
お洒落なパッケージになっています。
優しい黄色の箱には、どこか懐かしいノスタルジックな味わいを感じます。
透明なパッケージにも、良い意味で時代錯誤な雰囲気が漂い、とても印象的。
— 宮古島マンゴー —
マンゴーの芳醇な甘みと程よい酸味。
フルーツをそのまま活かした自然な味わいです。
— 抹茶飴 —
甘みと抹茶のバランスが良い、優しい味わいです。
— 梅ぼ志飴 —
三角の形が梅干しに似ていることから「梅ぼ志飴」と名付けられたそうです。
素朴な甘み中にコクと深みが感じられます。
昔、庶民には高価だった「有平糖」。
江戸からの製法を受け継ぎ、無香料・無着色の安心して食べ続けていける飴です。
今回ご紹介した榮太樓總本舗さんは
驚く程歴史が長く、安政4年創業の老舗中の老舗です。
安政年間に「梅ぼ志飴」、明治に入り「玉だれ」「黒飴」を創製。
明治・大正には、芸妓や舞妓が飴を唇に塗ってから口紅をつけると、
奇麗に潤うと東京土産として人気があったそうです。
東京大空襲では工場が焼失したものの、戦後すぐに復興し、
店舗拡大、全国展開、昭和40年代には代表的な東京土産となりました。
そして今なお江戸から変わらぬ志を基に、新たな展開を目指しています。
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飴の歴史は長いですが、それだけでなく、
金つば・あんみつ・どらやき・焼菓子 など多種取り揃えていて、
また冠婚葬祭として喜ばれる商品も多数あります。
榮太樓總本舗さん
ウェブサイト | http://www.eitaro.com/ |
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