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2016.05.31

京菓子司 『亀屋良長』

若葉の緑やツツジの花が美しい季節となってまいりました。
初夏を思わせる爽やかな陽気が心地よく、
皆様にも健やかに過ごされます毎日でありますように!

さて、今回ご紹介するのは
大阪より来社されたN様からいただいた
「京菓子司 亀屋良長」の和菓子です。

kameyoshi 20160426-01通常時に使用する包装紙のようです。晒クラフト裏刷り仕様になっています。
ほか、仏事用、婚礼用のライナップでご準備されているようです。
包装紙の使用方法にもこだわりを感じられます。
数種類でのデザイン展開も良い提案になり参考にさせていただきます。

kameyoshi 20160426-02「紅白熨斗」と名付けられている掛紙は、
和風イラストがインパクトがあります。
用途にあわせて、数種類ラインナップされているようです。
紙は晒しクラフトで、裏刷り仕様になっています。

kameyoshi 20160426-03お濃茶プリン6個と冷やし小豆6個が2段の詰め合わせになって化粧箱に入っています。
紙製のカゴに入っているのですが、側面に竹が貼られていて
本物の竹かごを想わせる仕上がりになっています。
お菓子との色調の相性も良く、食べ終わった後もこのカゴを捨てずに小物入れ、
お菓子入れに利用される方も多数みえるかと思います。
カゴの大きさも、お菓子に合わせた大きさになっていると思うのですが、
大きすぎず、小さすぎず、かわいらしい存在感が感じられるカゴです。

kameyoshi 20160426-10しおりにはSOUSOUさんのロゴがはいっています。
また名刺タイプの店舗案内もレザック紙が使用されており、
選択されている色がさわやかで好感がもてます。kashiyaの横文字が和風モダンを感じさせます。
またこの2種が和菓子に同封されているところが、かなりハイセンスです!

kameyoshi 20160426-08木箱を包んであったガーゼのような柔らかい布ですが、
よく見るとタグがついていました。
なんと伊勢木綿でできているようで、ネットで見てみると、
染めは京都で手捺染めという方法で1版1色で重ねていくそうです。
こんな細かいところにも手の込んだことにこだわっているんですね。

kameyoshi 20160426-07落雁の入っていた木箱ですが、
箱の中から箱が出てくる「入れ子」に似た構造で、
開けた瞬間、楽しくなる箱です。
この形に京都と創業享和三年というバッググラウンドが重なれば、
和菓子最強という組み合わせですね。

kameyoshi 20160426-05京半月(青もみじ)
「種せんべい」というパリッ、モッチリの薄いお煎餅に、
こし餡と抹茶餡の2種が挟まれた半月型の和菓子です。
食べてみないと解らない、なんとも不思議な歯ごたえです。
是非、食べてみて下さい!

暦(薫風)
「暦」と同じ味わいの小さな糖菓子。
薄いピンクと白を重ね合わせた丸い形。
可愛く和紙に包んでありました。
上品で細やかな演出は高級さを物語っています。

kameyoshi 20160426-04

冷やし小豆
ふっくらとした小豆を寒天で固めたシンプルな味わい。
ほんのりしょっぱい寒天と小豆の甘さが絶妙です。
羊羹が苦手な方、ぜひ味わってみて下さい。お気に入りになるかも!
つめた~く冷やしてどうぞ。

お濃茶ぷりん
京都の宇治抹茶を使っていて、
抹茶の濃厚な旨味が口いっぱいに広がります。
甘さ控えめで渋味もたまらない、大人の味わいです。
歯ざわりもとってもなめらかなです。
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今回ご紹介した 「亀屋良長」さんは、
京菓子の名門と謳われた「亀屋良安」から暖簾分けするかたちで、
享和3年(1803年)に創業されました。

第二次大戦中は休業に追い込まれましたが、昭和21年には再開。
その後、創作力・日本画の心得を発揮して、発展の基礎を築きました。
現在、京都のテキスタイルブランド「SOU・SOU」さんとのコラボ商品や、
パリ2つ星レストランのパテェシエとの新ブランドの開発など、
江戸時代からの伝統を引き継ぎながらも、更なる発展へと繋げ、
新しい和菓子の可能性を追求されています。

和菓子作りに欠かせない「水」、京の名水「醒ヶ井水」は
店先の井筒からこんこんと湧き出ているそうです。
正に、京の都に愛された老舗名店の証だと思いました。
是非一度ホームページをご覧になってみて下さい。

N様、美味しいお菓子をありがとうございました。

京菓子司 亀屋良長さん

ウェブサイト http://kameya-yoshinaga.com

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