2016.06.24
紅蓮屋 心月庵『元祖 松島こうれん』上白糖入り
お天気の悪い日が続いていますね。
この時期は外はムシムシ、中は冷房でひんやり・・・
体がだるくなる事も多いですし
湿気で発生するカビなどでアレルギー症状が出る事もありますので
体調管理には十分にお気をつけくださいね。
さて、今回ご紹介するのは
紅蓮屋 心月庵の『元祖 松島こうれん』上白糖入りです。
日本三景松島の名物として広く親しまれています。
包装紙は上質紙に1色印刷の非常にシンプルなデザインです。
商品のイメージにマッチしているようで好感が持てます。
和菓子屋さんの包装紙でよく見るのですが、
住所・店名・電話番号の中で電話番号の市外局番が記されてないことがあります。
昔の店の看板なんかも○○市(○○)-○○○○という表現を見ることがあります。
付け加える事も可能でしょうが、あえて
この表現を貫いているところがおもしろいです。
それと、これも和菓子屋さんの包装紙でよくあるのですが、
クワエの白い部分も残しているところ。
私の知っている和菓子屋さんでもこのクワエを残して
4/6判4切のサイズを使ってみえます。
洋菓子屋さんの包装紙でベタ印刷の場合は
くわえの白い部分を落としてつかう場合がほぼ100%です。
このあたりの違いもなかなかおもしろいものです。
昔ながらのパッケージイメージを残しているのでしょうね。
箱は木目生地を利用した貼り箱に
手貼りで貼った紙ラベルとすごいシンプルな形です。
伝統を感じさせる仕上がりになっています。
このお菓子、食べた事のある方はわかると思いますが
誰もが小さい頃食べたであろうあのお菓子に似てるんです!
赤ちゃんが食べるあの白いお菓子です!
(今でもたまに食べたくなりますが・・・笑)懐かしい味です。
まず見た目は「和紙のような綺麗なお菓子」という印象でした。
真っ白でビックリするほど軽~いお米のお煎餅です。
ほのかな甘みとパリパリとした香ばしさが後を引く逸品です。
絶妙な薄さで、いくらでも食べれちゃう!
地元産のうるち米、上白糖、食塩のみで作られています。
原料にもこだわっていて
老若男女、安心して食べられるところもいいですね。
しかも1枚10kcal!
これならダイエット中も大丈夫?!
栞に付いている由来を一読すれば、また味わいも深まりますよ。
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今回ご紹介した「紅蓮屋 心月庵」さんは
暦二年(1327年)以来680余年、
松島の紅蓮尼が参拝の人々がお供えした米を粉にして煎餅を焼き、
村の人々に施したと言われる「松島こうれん」を、
一子相伝にて23代に渡りその製法を伝え続けてきました。
一枚、一枚に心を込めて手焼きされています。
*
通常の上白糖入りこうれんの他に
和三盆糖入りと還元麦芽糖入りがあり
還元麦芽糖は体内に溜まりにくい糖分だそうで
糖分摂取の制限や、健康に気を付けている方に
医療機関も奨めている糖分だそうです。
体に優しいですよね。
詰め合わせの販売もあるようなので
お取り寄せして味わってみるのもいいですね。
紅蓮屋 心月庵さん
ウェブサイト | http://www.matsushimakouren.com |
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