2016.06.30
早いもので15年目のISO更新審査となりました。
今日から3日間、全部署でISO9001品質管理システムの更新審査です。
食品会社のお客様が多い弊社にとっては、製品だけでなく製造環境が大切な条件。
新規取引の基準になる事も多く、ISO9001システムを導入しています。
今回の審査は15年目。「そんなに経ったんだ」って驚きです。
書類再チェックなど、個々でザワザワ・・でしたが
今回のオープニングミーティングでは、みんな堂々とした様子で心強く感じました。
審査前のオープニングミーティングがはじまりました!
15年前のISOキックオフ宣言。
全員がアドバイザーの先生から学生以来の叱咤を受け、
慣れないパソコンで手順書を作ったり、休日出勤もあったりとバタバタでした。
会社のマニュアルや手順書が完成。
なんとか審査に間に合って取得ができました。
それから数年間はISOに「慣れる、理解する」でみんな精一杯。
そこから無理のある手順を廃止したり、お客様のアドバイス、クレームから手順変更したり
ガチガチのシステムは少しづつ変化していきます。
数年ぶりの審査員の方ですが、
「以前と比べて、随分良い雰囲気、システム運用が順調そうですね」と一言。
特に印刷課は、課全員で協議して自ら手順やチェック項目を大幅に見直しました。
1年以上経過しましたが、
以降、社内事故・クレームが激減させる結果をだしており、頼もしい限りです。
印刷課の審査では2年目のオペレータも参加
やっとISOに囚われない自社の品質基準が構築できたと実感しています。
中国など海外企業では「お客様向けの看板目的」の取得のみで全く機能してない企業もあるようですが、
私達にとってISOはお客様への安心と自社の技術向上が目的。
そして安くない更新審査費の意義を大切にしないといけません。
外部の審査員の方そしてお客様から見た「社の改善点や課題」は大きな財産に変わります。
ということで、
社内では問題発言ですが、審査結果で多くの指摘を受けることを期待しています!
アドバイスを謙虚に受け止めて進化すればOK、お客様の信頼を積重ねていきたいです。
ちなみにISOもバージョンアップしてます。最新版は経営に関わる要求事項が増えるようです。
今後も自社に生かせるシステム作りを構築していければと思います。