2016.08.17
銀座 かずや『練り菓子詰め合わせ』
暑中お見舞申し上げます。
暑さが厳しい毎日が続いております。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
スタミナのある食事と水分をたっぷり摂って、
夏バテや熱中症にはくれぐれもお気をつけくださいませ。
さて、今回ご紹介するのは、
一坪の練り菓子店「銀座 かずや」です。
若いオーナーさんだけあって、包材のそこかしこで
和菓子の包材らしからぬ(洋菓子のテイストがかなり感じられます)
新しい感覚が見受けられます。
まず、店の名前。オーナーの名前がズバリ店名になっていて
今までの和菓子屋さんとは違います。
手提袋は白地に黒と金赤(落款部分のみ!)の2色で
非常にあっさりしていますが、デザインはお店のウリである「煉」を
大きく配し、それもスミアミなので、その字が主張しすぎず、
上品さと高級感を併せ持ったデザインです。
掛紙は「かずや」のロゴが大きく入っているシンプルなデザインですが、
商品に対する自信や、こだわりが感じられます。
煉り菓子の箱は緑ベタの中に「かずや」の金箔押しでシンプルですが
緑の色が落ち着いた緑色で、良い感じです。
煉り菓子の個装の帯は片ツヤに刷られていて、
和のティストを表現しています。
おもしろいのはアイテムによって表刷りと裏刷りのものがあって
ツヤありとツヤなしの違いがデザインになっているようです。
二段重ねの最中の箱ですが、
最中の皮が下にあり、餡は上段にあるという構造で、
ありがちなお重ではなく見せる箱になっていて、
これもまたすばらしいと感じました。
-練り抹茶-
まず、「練り」というあまり聞き慣れない名前に期待感!
抹茶プリンかな?と思いきや、スプンから伝わる弾力は正に「練り」という印象。
口当たりは、ねっとり滑らかで舌の上です~っと溶けて、
後から濃厚な抹茶の風味が口いっぱいに広がります。
また、添えられている蜂蜜をかけると、コクのある深い甘さとのバランスが絶妙!
そのまま食べると渋い大人の味!
蜂蜜をかけると濃厚な甘~いスイーツ!
2つの風味が楽しめますよ!
-練りみるく-
「練り抹茶」に続いてこれもまた期待感!
同じく口当たりは、優しい滑らかさ!
そして、後からくる濃厚ミルク!
「えっ!和菓子なのにミルク?」と、驚きのままスプンが進みます!
「また食べたい!」と素直に思う逸品ですね。
-かずやの練りあめ 最中-
お馴染みの、手作り感が楽しめる最中の和菓子。
でも中に入れるのは餡ではなく「練りあめ」。こちらも期待感!
最中の皮は少し厚めでパリパリ感が香ばしい!
滑らかな「練りあめ」との相性は抜群です。
「栗・干し柿・柚子・小豆」と素材を活かした4種の風味。
作り方は、ギュ~っと押すだけでハサミが要らないから便利ですよ。
・栗…自然な甘さとほっくりした栗の食感が楽しめます。
・干し柿…干し柿の旨味そのまま。素朴で自然な味わいです。
・柚子…優しい甘さ。柚子の風味がとっても爽やかです。
・小豆…甘さ控えめ。滑らかで餡よりも食べやすいです。
—————————————————————————
今回ご紹介した 「銀座 かずや」さん
店主の古関一哉さんは、割烹・懐石・日本料理の職人として7年間修行を積み、
その傍ら2年の歳月を経て「かずやの練」を作りあげられました。
当時は「抹茶のおとうふ」という商品名で第21回神奈川県名菓展菓子コンクールで
技術賞を受賞され、今までにない新しい和菓子と高い評価を得られたそうです。
*
これまでたくさんのマスメディアでご紹介され、
今では即完売や数ヶ月待ちなど、
押しも押されぬ大人気の「銀座 かずや」さんですが、
最初は路地裏の一坪の小さなお店からスタートされました。
常に感謝の気持ちを忘れず、笑顔と感動を与え続けることを目指し、
これからも邁進し続ける名店です。
情報たっぷりのホームページを一度ご覧くださいませ。
銀座 かずや さん
ウェブサイト | http://www.ginzakazuya.com |
---|