2016.09.29
宗家 源 吉兆庵『無花果ふくさ 映日果と芳都嬉』
朝晩のひんやりとした空気に秋を感じられるようになりました。
これからは各地から紅葉の便りが届き秋本番を迎えますね。
さて今回ご紹介するのは
「宗家 源 吉兆庵」無花果ふくさ 映日果&芳都嬉です。
映日果個装箱のカタチが美しいですね。
カード紙のしなやかさを生かした湾曲カーブが果物系和菓子のイメージが伝わります。
手作業で簡単に組み立てられる箱の設計も素晴らしいと思います。
-無花果ふくさ 映日果-
フワ~ッと棉花が咲いたような、とても可愛らしい優しいピンクの生菓子です。
その生地の中には、いちじくをそのまま活かした芳醇で深い味わいの滑らかな餡。
この絶妙なバランスと、いちじくの種のプチプチとした歯触りがたまらない!
いちじく好きの方には絶対オススメの逸品です!
季節によって変わる吉兆庵さんの箱用掛紙。
今回は秋ということで、イラストは紫色の小菊、句は万葉集からの句で、
遣新羅使(けんしらぎし)が別れを惜しんで詠んだ歌。
月夜に船を出す歌で季節感いっぱいです。
ほうずきを模した個包装は色鮮やかで中のお菓子を連想させます。
-芳都嬉-
こちらは出来たてホヤホヤの新商品!甘酸っぱいほおずきの羊羹です。
ほおずきに象られた朱色の可愛らしいその姿は、
食べる前にしばらく眺めていたい気持ちになります。
とても柔らかく、舌の上でホロホロとほぐれていくような優しい食感。
瑞々しくフルーティー、とても爽やかな味わい。
国産のほおずきを丁寧に裏ごしして作られていて、
職人さんの丹精込めた優しさが伝わる逸品です。
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今回ご紹介した 宗家 源 吉兆庵さんは、
以前にも、羊羹、焼き菓子、カステラなど美味しい和菓子をご紹介させていただきました。
昭和22年に個人販売店からスタートした吉兆庵さん。
『源』は和菓子の原点。『吉兆』は喜びの兆し。『庵』は人が集う場所。
そんな意味があるそうです。
和菓子でつながる笑顔を世界に広げたいとの思いで
海外の都市に店舗を構え、日本の歳時記に合わせた店舗装飾やお茶会を通して、
日本の文化と和菓子の魅力を紹介したり
また、国内には日本料理、茶寮、美術館など、
食と文化を楽しめる美しい和の空間も創られています。
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食欲の秋、読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋・・・
いろいろありますが、やはり美味しい食べ物の誘惑には勝てません(笑)
秋ならではの食材を使ったお料理やお菓子がたくさん出てきます!
体重計は見なかった事にして?!食欲の秋を満喫しましょう!!
宗家 源 吉兆庵さん
ウェブサイト | https://www.kitchoan.co.jp |
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