2016.11.18
杵屋 書写 『千年杉』小倉クリーム
日毎に寒くなってくるこの頃…
紅葉も見頃になり、休日には紅葉狩りに出かけたいですね。
さて今回ご紹介するのは
杵屋 書写 千年杉(小倉クリーム)です。
箱は貼箱でしっかりと作られています。
お菓子の高さが高いため、深い蓋になっています。
しかし、この深さで身を作るとお菓子の取りだしが大変になるので
身の高さを低くしてフタの構造で支える形になっています。
組箱では時々見かける形式ですが、貼箱では初めて見ました。
組箱の場合はこんな形になりますね。
掛紙は姫路の古刹「書写山円教寺」の開祖
「性空上人」の誕生から入寂までを描いた絵巻物
「播磨書写山縁起」があり、ご住職の監修のもと、
この絵巻のハイライトが掛紙として利用されているようです。
こちらは和菓子屋さんならではの洋菓子、
和と洋をコラボしたとっても美味しいバームクーヘンです。
見た目は、アーモンドスライスとチョコレートをたっぷり使って仕上げてあり、
千年杉に見立てたデコレーションは重厚感が漂います。
中央には甘さ控えめな小倉クリームがほどよく入っています。
口の中でナッツ、チョコ、クリームとふわふわの生地が
バランス良く相まって、大満足の逸品です!
トム・クルーズを始め、有名芸能人がお土産に買っていかれたり
メディアでも何度も取り上げられている有名なお菓子です。
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今回ご紹介した杵屋さんは
初代 内藤松太郎が神戸芦屋にて創業。
「幸せをお菓子にのせて贈る店」をモットーとし、
大正期を経て、昭和の初め、現在の本店を構える姫路に移転。
「和と洋の融合」「城下町の伝統技術を未来へ繋ぐ」といった思いを持って、
老舗の味を全国へ発信し続けています。
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残暑厳しい夏も終わり秋本番。
秋には美味しい食材がたくさんありますが
一番多いのは栗を使った商品ではないでしょうか。
今回ご紹介した書写 千年杉にも数量限定の
和栗の商品が発売されています。
こちらも一度はいただいてみたいです。
杵屋さん
ウェブサイト | http://kineya.net/index.html |
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