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2017.03.13

俵屋吉富 京銘菓『雲龍』&『白雲龍』

日中は暖かくなり花粉も多くなっています。
皆さんも花粉対策は万全に、
春と、和菓子を楽しんでくださいね。

さて今回ご紹介するのは
大阪から来社されたN様からいただいた
俵屋吉富 京銘菓 雲龍&白雲龍です。
20161118_tawaraya01手提袋は自動製袋で、紙は晒、印刷はフレキソ印刷の2色となっています。
それに表面にマットニスがかけてあるようです。
絵柄は正面に「竜」が中心に描かれていて店の名前は
マチ部分に小さく入っているだけです。
この絵柄だけで「俵屋吉富」さんの雲竜だなとわかるくらいの
ブランドになっているのではないでしょうか。
包装紙は和紙でできていて、
絵柄はベースのサーモンピンクを透かしで出しています。
やはり印刷とは違い絵柄のもやっとしたところがとても雰囲気があります。
ここにも「竜」のイメージが入っているようです。

20161118_tawaraya02絵柄はスミでダイナミックに竜の絵が描かれています。
竜の絵はお寺の天井絵に見受けられる迫力のあるもので
箱だけでなく手提袋にも描かれています。
(なんでも京都の相国寺の狩野派の絵をイメージしているとのことです)

20161118_tawaraya03雲竜の箱は身とフタで構成されていますが、
身の方はコートボールで底に銀の板紙が敷かれています。
フタは天面にRがついた形で、材質は白の片段を使っています。
ダイナミック描かれた竜の絵が
この片段の波打った表面と合わせて迫力のある箱となっています。

20161118_tawaraya04白雲竜の箱は身とフタで構成されていますが、
身の方はコートボールで底に銀の板紙が敷かれています。
フタは天面にRがついた形で、
板紙の組箱に上から和紙が貼り付けてあり、貼箱となっています。
価格だけを考えるとどうしても板紙のみの方向へ行ってしまいがちですが、
高級感を第一に考えてらっしゃる、さすが京の老舗「俵屋吉富」さんですね。

20161118_tawaraya05-京銘菓 雲龍-
こちらは俵屋吉富さんの代表銘菓。
小豆羊羹と村雨餡(むらさめあん)の、雲龍をイメージした渦巻き型の京生菓子です。
「村雨餡」とは、米粉と餡を混ぜて蒸したもので、
見た目も美しくほろほろとした優しい口当たり。
小豆本来の旨味を楽しめて、老舗ならではの高級感ある上品な味わいです。
大切なお客様のおもてなしに、濃いめの緑茶と一緒にいかがでしょうか。

-京銘菓 白雲龍-
こちらも同じく代表銘菓の白い雲龍。
貴重な白小豆の粒あんと村雨餡という、なんとも美しすぎる意匠棹菓子。
風味も雲龍とはまた違う、白小豆の柔らかな甘みを楽しめます。
「白雲龍」という名の如く、神々しささえ感じられる逸品です。
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今回ご紹介した「俵屋吉富」さんは、創業宝暦5年(1755年)。
美味しいお菓子の為に、井戸から汲み上げた天然水を始め、
和菓子に大切な「小豆」「砂糖」「寒天」、
その他の原材料にも最良の国産原料を使用し、
代表銘菓「雲龍」も昔から変わらぬ手づくりを守っていらっしゃいます。
「菓心求道」
“常にいい菓子を求め、菓子道に励むこと”を志に、
いつまでも心に残っていただけるよう、日々京菓子作りに邁進されています。

もう春はすぐそこです。
美味しい和菓子を食べながら、
お花見などを楽しみたいですね。

俵屋吉富さん

ウェブサイト http://www.kyogashi.co.jp/a-index.html

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