2017.02.17
たねや『銘菓詰合せ&迎春福玉』
今年も1月が終わり、早くも2月の中旬になってしまいました。
雪が降るほどの寒い日があると思えば
4月並みの暖かい日があったりと、
体調管理のむずかしい日が続きますが、
皆さんも風邪には気をつけてくださいね。
遅れていましたが、今年最初のご紹介です。
今回ご紹介するのは
大阪から来社されたN様からいただいた
『たねや 銘菓詰合せ&迎春福玉』です。
関西では特に有名な和菓子の「たねや」さん。
その新春向けのお菓子です。
強烈なタッチでだるまが描かれている「紅白福豆」の円筒形の箱。
構造自体は簡単ですが、いざ組立てようとすると意外に手間がかかります。
やはりこの包装の「手間」も必要ですね。
手提袋は厚めの特殊紙でできていて構造はOFJです。
なかなかこんな高価な仕様の手提は使いづらいですが、
さすがは「たねや」さんという感じです。
だるまの福笑いが付いていました。
お子さんやお孫さんのみえるお宅へ
新年のご挨拶などにお持ちしても喜ばれそうです。
小さな卓上カレンダーも入っています。
詰合せ用の貼箱の仕切りはいろいろな形のお菓子を
詰めるために複雑な形になっています。
これも組み立てるのは大変そうです。
しかしこの形を考えるほうがもっと大変そうです。
-ふくみ天平(てんびん)-
こちらは「たねや」初伝の代表銘菓、手作り最中です。
香ばしい最中の皮に、みずみずしい餅入り餡を挟んでいただきます。
作りたてなので最中はパリパリ、餡はもちもち!
神様のお供え物のお餅「五福」、
そのお下がり「御福」をいただくという意味から、
豊かな実りや幸福を願う、とても縁起の良い和菓子で親しまれているそうです。
-迎春福玉(げいしゅんふくだま)-
おめでたい達磨の箱の詰め合わせ。
紅白のくす玉を開けると、砂糖の衣がまぶされた黒豆のお菓子が入っています。
なんとこのくす玉、香ばしい最中で作ってあり美味しくいただけます。
そんな楽しいアイデアや、ミニカレンダーや福笑いも入っていて遊び心満載です!
-可美味芋(うましいも)-
ほんのり甘い生地の中には、とっても柔らかい芋餡。
ふんわり優しい口当たりは、なんだかホッと癒やされますよ!
「なると金時」の濃厚なコクと旨味は絶品です。
-たねや 栗子みち-
可愛らしい茶巾しぼりの包み紙を開けると、風情が漂う栗の生菓子。
なめらかな小豆餡の中に、風味豊かな栗の餡。
優しい口当たりは、舌の上です~っと溶けていきますよ!
-栗紫草(くりむらさき)-
可愛らしい茶巾しぼりの包み紙を開けると、風情が漂う栗の生菓子。
ぷるぷるの羊羹の中に、蜜漬けした栗が丸ごと一粒。
秋の味覚を贅沢に楽しめます。
-珠久流美(たまくるみ)-
焙煎したくるみがとっても香ばしい!
和三盆糖の優しい甘さがよく合います。
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今回ご紹介した「たねや」さんは、
1872年(明治5年)七代目当主 山本久吉、京都亀末にて修業の後
「種家末廣」の屋号で、旧八幡町池田町の地に、菓子業の初代として創業。
後に、屋号を「種家」と改名。
本店は滋賀県近江八幡市。元々は和菓子店ですが、洋菓子にも力を入れており
バームクーヘンで有名な「クラブハリエ」の他、
様々な事業を展開していらっしゃいます。
中でも、2015年にオープンした「ラ コリーナ近江八幡」は
自然を愛し、自然に学び、人々が集う繋がりの場。
甲子園球場3個分にもなる敷地には、和・洋菓子のメインショップをはじめ、
たねや農藝、本社、飲食店、マルシェ、専門ショップ、パンショップなど
たくさんの施設があり大人も子供も楽しめる空間になっています。
春を感じられる季節がきたら是非伺ってみたいものです。
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新しい年を迎えて最初の更新となりました。
本年もたくさんの美味しい和菓子と素敵なパッケージを
皆様にご紹介していきたいと思っておりますので
どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m
たねやさん
ウェブサイト | https://taneya.jp/home/ |
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