2015.06.30
宗家 源 吉兆庵の羊羹
梅雨のじめじめした季節に、気分も晴れる爽やかな和菓子をいただきました。
和菓子好きの方ならご存知の、国内130店舗以上を誇る和菓子屋「宗家 源 吉兆庵」さんの羊羹です。
いただいたのは「清水かげ」と、期間限定の「水沫柑」(みなわかん)です。
手提袋は、やさしい色合いに「四季」の移り変わりを感じさせるデザインになっています。
ポイントにエンジ色や、銀色を使用して、上品で高級感を出しています。
手提袋の紐がついている上の部分に折り返しがつけられていて、そこから紐が出ています。
よくある手提袋は上の部分がギザギザになっていて高級感を感じることができません。
やはり和菓子は中身も含めての高級感を出すところが多いのでしょうか。
包装紙は草色(くさいろ)の紙に金刷りで高級感を出し、中国の「王之渙」の詩がデザインされています。
掛紙には、あじさいのイラストを使用しています。
毎月変更して季節感を出しているのでしょう。
個包装はそれぞれ商品名を連想させる色合いとデザインになっています。
淡い水色の清水かげと綺麗なレモン色の水沫柑がきれいに並べられ、
上品だけど手に取って食べたくなります。
個包装が華やかな分、貼り箱はシンプルなので商品が引き立ち、
トータルで考えられたデザインは、さすが大手和菓子メーカーです。
さっそく食べてみました。
清水かげ(小豆ようかん)
甘すぎずさっぱりとした爽やかな風味。
中に小さなお餅が入っていて、
ツルっとなめらかな食感が楽しめます。
食べ易い一口サイズです。
水沫柑(レモンようかん)
レモンの酸味、甘み、苦みがバランス良くとても爽やか。
しっとりなめらかな優しい口溶けです。
レモンの果肉がアクセントになり、
食べた後いつまでも口の中にレモンの風味が広がります。
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源 吉兆庵さんでは、原材料や品質といった食品としての安全性、
そして和菓子としての美味しさを最優先で考え、お客様に安心していただける
和菓子づくりに取り組んでいるそうです。
さらに、菓子の原点となった自然の恵み『果実』の姿・形・味わいを
そのままに活かした創作果実菓子もあり、社名には、
この創作果実菓子を通して人の和が広がりますように、との願いが込められています。
今度は、そんな思いもいだきつつ、四季を感じる創作果実菓子をいただきたいものです。
宗家 源 吉兆庵
ウェブサイト | https://www.kitchoan.co.jp/ |
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