創業140年の四日市印刷工業株式会社は、和紙包装紙・紙器・食品パッケージ企画・印刷・加工の総合パッケージ制作会社です。

梅雨の長雨もおさまり、一気に夏本番ですね。
真夏日が続き、室内と外の気温の差が激しいので
体調管理には気をつけてくださいね。

さて、今回ご紹介するのは
『端午の節句 詰合せ（こどもの日・菖蒲餅）』です。
 「化粧箱」は貼り箱形状です。
フタ部分は和紙（雲龍金銀箔入り）が合紙されています。
身部分はコート系用紙（グロス加工）が合紙されていて
1色で印刷されています。
フタ部分の和紙素材と身部分のツヤ有素材の組合せが良く、
和テイストが上品に表現されている化粧箱です。
化粧箱を開けると、色合いが鮮やかでバラエティーな雰囲気が伝わってきます。

掛紙は、包装洋紙（ホワイト系）90kgに
4cカラーで印刷されていて上品さをひきたてています。

「こどもの日　化粧箱」はノーコートボール350g/㎡が使用されていて
薄い紫1色で印刷されている上品なイメージの箱です。

こどもの日の前後に限定で発売され
掛け紙、個包装共に版画風の鯉のぼりが描かれています。
和紙に印刷されている為か
少しかすれた感じが味があります。
使用されている色も限られていますし
実際の鯉のぼりのよりも色目がおさえられているので
上品な感じに仕上がっています。
個包装は色合いなど掛け紙と統一感があり
鯉のぼりにパンダがしがみついていて可愛らしいデザインです。
鯉のぼりのイラストは包装を開くを少し歪な形をしていますが
包装されるとちゃんと鯉のぼりになるように計算されています。
なぜパンダなのかが気になるところではありますが・・・

 葛浦餅を包んでいる軟包材は
紫と黄色の色合いが鮮やかで目を惹かれます。
デザインはとてもシンプルですが
箱を開けた時に菖蒲の花が沢山咲いているかのようで
とても素敵です。
紙も柔らかい和紙を使用していて
花びらもふんわりと優しい感じに仕上がっているので
上品だけど華やか。
誰かに贈りたくなるようなパッケージですね。

－こどもの日－
こちらは、みかん風味の羊羹です。
温州みかんを混ぜ込み、
さらに細かく刻んだ伊予柑が散りばめられています。
見た目にもオレンジのグラデーションがとても美しく、
初夏らしい爽やかな印象。
甘さ・酸っぱさとも控えめな優しい味わいは、
小さなお子様にも喜んでいただけそう。
健やかな成長を願う贈り物にいかがですか。

－菖蒲餅－
美しすぎる菖蒲の花を解くと、
中には抹茶粉をまぶしたお餅が入っています。
食べると舌で切れるほどの柔らかさ！
抹茶味かとお思いきや、何故かみたらし団子の味でした。
細かく刻んだクルミが美味しいアクセント！
お子様にも喜ばれそうな味わいで、納得です！
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今回ご紹介した 宗家 源 吉兆庵さんは、
以前にも、何度か美味しい和菓子をご紹介させていただきました。
昭和22年に個人販売店からスタートした吉兆庵さん。
『源』は和菓子の原点。『吉兆』は喜びの兆し。『庵』は人が集う場所。
そんな意味があるそうです。
和菓子でつながる笑顔を世界に広げたいとの思いで
海外の都市に店舗を構え、
日本の歳時記に合わせた店舗装飾やお茶会を通して、
日本の文化と和菓子の魅力を紹介したり
また、国内には日本料理、茶寮、美術館など、
食と文化を楽しめる美しい和の空間も創られています。
＊
暑い日が続き、外出するのも億劫になりがちですが
涼しげな夏の和菓子を探しに出かけてみては
いかがでしょうか。
くれぐれも熱中症には気をつけて・・・