2015.11.12
まめや 金澤萬久『金のかすてら・甘納豆・炒り豆』
北国では初雪も見られ、日毎に寒気加わる季節となりました。
皆さん体調を崩さないようにしてくださいね。
さて、今回ご紹介するのは
まめや 金澤萬久の「金のかすてら・甘納豆・炒り豆」の詰め合わせです。
紙袋はフレキソゆえの印刷線数の網点を逆利用したデザイン。
立体感があり絵柄との相性を感じます。
シンプルな白ベースデザインの包装紙に、
全体に色を敷いたデザインの掛紙を使用しコントラストが映えます。
季節によってこの掛紙を変えていらっしゃるのでしょうか。
カステラのケースは
見た目は一般的なスリーブと組み立て式中ケースですが
解体してみると中ケースはワンタッチ箱になっていて
こういう方法もあるんだなと思いました。
豆の入った容器は、
手書きの絵にとどまらず
加賀の「九谷焼」の職人が手掛けているとの説明で
より付加価値を高めているようですね。
— 甘納豆(能登大納言)—
柔らかすぎず、とても上品な甘みです。
大納言小豆の粒の存在がしっかりと味わえ、丁寧な作業がよく伝わる逸品です。
かめばかむほどにコクと旨みが広がります。
— 炒り豆(みたらし豆)—
みたらしの風味がとても香ばしく、コリコリと後を引く食感です。
国産有機大豆が使われていてとっても安心!
お子様にもおやつ感覚でいただける美味しい豆菓子です。
— 金のかすてら —
カステラの上の一枚貼りの金箔が特徴。
日本での金箔生産量の99%を占める金沢ならではの演出です。
箱をあけた瞬間、キラキラと輝く金色が心をリッチにしてくれます。
お祝いや、ちょっとしたサプライズにも一役かってくれそうな逸品です!
お味の方はしっとりとしてコクある濃厚な旨み。
コーヒー、紅茶、お子様にはミルクと一緒にいかがでしょうか。
今回ご紹介した まめや 金沢萬久さんは、
創業時の本店が、日本を代表する建築家 村野藤吾氏の1932年の作品でした。
北欧の趣を持つタイル張りや三つの舟型アーチが織りなすモダンなデザインの外観は
金沢の町に溶け込んだ象徴的な建物だったそうです。
さらに特徴的なのは、ひとつひとつ季節の絵柄を手描きした豆箱です。
はじまりは、とある九谷作家の奥様が描いた優しいひと筆だったそうです。
*
ホームページの「豆箱図鑑」では、可愛らしい手描きの豆箱が盛り沢山!
女子必見の可愛らしさに、胸キュンしながらのティータイムはいかがでしょうか!
まめや 金澤萬久さん
ウェブサイト | http://www.mameya-bankyu.com/ |
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