創業140年の四日市印刷工業株式会社は、和紙包装紙・紙器・食品パッケージ企画・印刷・加工の総合パッケージ制作会社です。

ここ数日冷え込みが強まり、初冬の気候となってまいりました。
冬支度に忙しいと思いますが、皆様には風邪など召されませんよう
お気を付け下さい。

さて、今回ご紹介するのは
大阪より来社されたN様からいただいた
宗家 源 吉兆庵の「栗餡しぐれ 栗雅楽」です。

今回は箱にかけてある掛紙に注目してみました。
秋の定番の紅葉柄ですが書いてある文字が達筆で・・・
こちらは読む事が出来ませんでしたが
掛紙の端っこに記載してありました！

細やかな気遣いがさすがです！！
「秋の野の草の袂か花すすき　穂にいでて招く袖と見ゆらむ」
気になって調べてみると
「古今和歌集」からの句のようです。
「秋きぬと、目にはさやかに・・・」
くらいしか聞いた事がなかったのですが
調べてみると秋の句がたくさんあって驚きでした。

お味の方ですが、
外は栗きんとんのようなほっくりとした生地。
中には栗の旨味を生かした餡がぎゅっと包まれています。
上には渋皮栗があしらわれ、栗、栗、栗のまるごと「栗」の和スイーツです！
栗の風味が口いっぱいに広がって、栗好きにはたまらない逸品です。
贈り物に、自分へのご褒美に、「秋の味覚」を和菓子で味わってみてはいかがですか！
8月下旬～11月下旬の季節限定です。

今回ご紹介した 宗家 源 吉兆庵さんは、
以前にも、羊羹、焼き菓子、カステラなど美味しい和菓子をご紹介させていただきました。
昭和22年に個人販売店からスタートした吉兆庵さん。
現在では国内約135店舗、海外15店舗と、誰もが知ってる代表的な和菓子のお店です。
また、日本料理、茶寮、美術館など、食と文化を楽しめる美しい和の空間も創られています。
現在（12月13日まで）鎌倉 吉兆庵美術館では「北大路魯山人展」が開催されています。

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「美味しい和菓子」と「美しい日本文化」両方味わえる吉兆庵さん。
ぜひ一度ホームページをご覧下さいませ。
N様、美味しいお菓子をありがとうございました。