2025.03.03
たねや『春の餅』『花貝あわせ最中』『ひなほろろ』など
今年の冬は大雪になった地域も多く
大変な思いをされたことと思います。
今週になり急に気温が上がり
一気に季節が進んだような気がします。
桜の季節までもう少しですね。
今回ご紹介するのは「たねや」さんの
『春の餅』『花貝あわせ最中』『ひなほろろ』
『丁稚羊羹』『福寿芋』『カステラ』です。
どのパッケージもあまり色数は使わずシンプルなデザインです。
注意書き等のシールは統一して赤で
目に止まりやすいようになっています。
詰め合わせの箱は貼り箱ですので高級感と重圧感があります。
蓋には凹凸のあるマットな紙
身には光沢のある紙が貼られており
蓋には印、身にはロゴが1箇所ずつ
印刷されているだけのシンプルな箱です。
身には中に入る商品に合わせて仕切りが入れられています。
カステラのパッケージです。
箱に掛紙(季節によって変わるのでしょうか?)が掛けられ
雲龍柄の半透明のガゼット袋に入れられています。
外側で引っ掛けるようになっていて珍しいタイプだと思ったのですが
カステラがそのまま入っているため
商品に影響が出ないような形状になっているようです。
デザインは最初何の柄だろうと思ったのですが
「甘味」の2文字が散りばめられていました。
「黒文字」と「黒バックに白文字」が絶妙な感じで使われていて
見る所によって黒い箱にも見えるし白い箱にも見える。
でも統一感があって不思議なデザインです。
福寿芋のパッケージです。
パッケージではよく使われている形状です。
四隅が貼られていますので簡単に立ち上げて箱に出来ます。
天面で差し込むタイプです。
デザインはシンプルですが柄がエンボス加工がされています。
近くで見たり触れたりしないとわからないとは思いますが
このちょっとした変化で高級感や特別感が出るのではないでしょうか。
春の餅のパッケージです。
こちらも四隅貼りの箱ですが
折りたためるタイプの形状ではありませんので
しっかりと形状がキープされています。
こちらも天面で差し込むタイプです。
生菓子が入っていますので、そのまま食品が入れられるように
加工された紙が使用されています。
仕切りはカップと同紙が一枚差し込まれているだけです。
仕切りを入れずに他の商品にも使えますし
切り込みに差し込むだけでシンプルで良いですね。
デザインはこちらの箱も桜の柄のみエンボス加工されています。
ひなほろろのパッケージです。
赤と白のシンプルなキャラメル箱です。
写真ではわかりづらいかもしれませんが
サイコロのデザインになっています。
それぞれの数字はエンボス加工がしてあります。
サイコロになっているのには何か意味があるのでしょうか。
裏面のシールは綺麗に剥がれるようになっていました。
花貝あわせ最中のパッケージです。
地獄底になっていて上部は細めの差し込みが付いていますが
それだけでは外れてきてしまうので
ロゴ入りのシールでとめてあります。
薄めの紙を使っているのでぷっくり丸みがある形状に
なっていて可愛らしいです。
こちらも柄にはエンボス加工がされています。
今回ご紹介した「たねや」さんは
1872年に誕生した滋賀県近江八幡市の和菓子舗。
洋菓子の製造・販売にも力を入れておられ
バームクーヘンの「クラブハリエ」も有名ですね。
初めていただいた和菓子ばかりでしたが
どれもとても上品で美味しく
他の和菓子も是非いただいてみたいと思いました。
ウェブサイト | https://taneya.jp/okashi/ |
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