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2016.03.15

本高砂屋『もなか本金』

気温の変化が激しく着る洋服にも迷う毎日ですが、
今週末にはそろそろ桜の便りが 届くでしょうか。
さて、今回ご紹介するのは大阪より来社された
N様からいただいた本高砂屋の「もなか本金」です。hontaka_20160315-01
本高砂屋さんの主な商品のデザインはデザイン顧問の綿貫宏介氏によるものだそうですが
こちらもそうなのでしょうか。
本高砂屋さんでは購入した物によって包装紙が変わるそうです。
金鍔、銀鍔を買うとこちらの包装紙になるようですが、
最中にもこちらが使用されるようですね。

包装紙、内箱、個装、商品にまで使われている『小』のようなマーク。
何の意味があるのか気になっていたのですが、
日本刀の鍔(つば)なのだそうです。

『きんつば』はもともと京都の焼き餅から発達し、その後江戸に伝わり、
丸形で刀の鍔に似ていることから名づけられたそうで、
このマークもそこからきているのですね。

hontaka_20160315-02
「スリーブ」に「内箱」が3段積みに入るようになっており、
「3段引き出し付きの小物」のようで、とても好感が持てます。

hontaka_20160315-03
差込み式になっており、スリーブを展開することができます。
展開した内側には「商品説明」「お召し上がり方」が見えるようになっており、
商品説明のしおり等が不要になります。
またスリーブを展開した際、製品と製品説明が並んで見える様に並びます。
このレイアウトは、製品の事がよく分かりますし、
アイキャッチ的にも好感が持てます。
またスリーブと内箱のフィッティングは、
同形状の化粧箱を製作する際に課題となる点ですが、
展開できるスリーブはこの課題をクリアすることができ、
製品の仕上りの安定性にもつながります。

hontaka_20160315-04

側面から見える4面を2色に分けてあり、スリーブに入れて横から見た時、
異なる色の引き出しがある様に見せることができます。
この事は彩り鮮やかな箱の演出につながっています。
スリーブ、内箱、個装掛紙の材質は上質紙の手触りにたもので共通性がもたせてあります。
材質の一体感が、化粧箱全体のまとまりを感じさせます。hontaka_20160315-05
まるい封印シールで止めてありますが、封印シールから掛紙を開けると、
隠れた文字の印刷が見えてきます。内容は作り手の気持ちの文章です。
細かい気配りが伝わってきて、作り手の重みを感じます。

hontaka_20160315-06

最中と餡が別になっていて食べる直前に最中に餡を入れる出来たて感が嬉しい
お馴染みの「手作り最中」です。
厚めの皮がはじけるほどサクサクで、銘菓「きんつば」の餡をたっぷり味わえる逸品。
ちょうど良い甘さのバランスが嬉しい!
緑茶、コーヒーどちらにも合いそうです。
今回ご紹介した本高砂屋さんは神戸で創業して130年余り。
元祖高砂きんつば、金銅鑼、黒銅鑼をはじめとする和菓子、
エコルセ、マンデルチーゲル をはじめとする洋菓子。和菓子・洋菓子を問わず、
数々の銘菓を考案し『うまさを楽しみ、味に遊ぶ』をモットーに掲げ、
伝統と革新を巧みに織り交ぜた新しい味に挑戦し続けています。

*

もうすぐお花見の時期がやってきます。
美味しい和菓子をいただきながら満開の桜を眺める・・・
日本の良さを感じられる素敵な時間が過ごせそうですね。
N様、美味しいお土産をありがとうございました。

本高砂屋さん

ウェブサイト http://www.hontaka.jp/

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